勝としろがねのドラマは、脇役のサーカスの人たちや、新たに加わった猛獣使いの女の子の魅力も加えて、文句なく面白いものでした。
が、唐突にそれが打ち切られ、鳴海のドラマに変わってしまったのは衝撃的です。男と人形と婆さんばかりで、イマイチ盛り上がりが足りません。
しかし、9巻のラスト近くになってくると盛り上がってきますね。
序盤の展開も盛り上がるのが遅かったという印象がありますが、この作品は全般的にワンテンポ遅れて盛り上がるのかも。
ちなみに、ゾナハ病の真相が明かされますが、まさか1巻の最初から出ていた奇病がそういう事情だったとは……。うーん、奥が深いです。